週末に「育児休暇」休暇(笑)をもらって、一人で実家に帰ってきました。中学時代の友人が集まるのでその会に参加するためです。中学時代の部活動の友人が5人とその配偶者が2人、さらに子供が1人の合計8名の集まりでした。


一緒に丸坊主で(野球部でした)馬鹿なことばかりやってた仲間が、奥さんや子供までいるなんて不思議な感じです。一人なんかは家まで建てちゃって、おっさんになったなあと感じたひと時でした。



男で育休なんて取ってしまうと、テレビや新聞なんかが取材に来ます。奥さんの会社に宣伝にもなるので(必ず用もないのに職場を訪ねたりします(笑))、なるべく受けるようにしています。そういうとき必ず聞かれるのが、「他の男性で育児休暇をとろうとしている人に何かアドバイスは?」という質問です。


僕には他人を啓蒙しようとなんて大それた考えは全くないので、こういう質問は本当に困ってしまいます。正直なところ他人がどうしようとあまり興味がありません(笑)。それぞれに考えや状況の違いがあるからです。


でも仕方がないのでいつもこう答えます。「夫婦で話し合って双方が納得する方法をとることが大事」と。それぐらいしか言いようがありません。人それぞれでベストの選択をすればそれでいいのではないでしょうか。他人がどうであろうと。


ただ、テレビが取材に来るくらい特殊な経験(笑)を1年間積んでみて、一つだけ言えるとすれば、「人の行く裏に道あり花の山」ということです。もし、誰かさんが育児休暇がとれない理由が「人と違うことをしたくない」というものだけだとすれば、それは非常にもったいなく、人生の花を見逃していることなのではないかと思います。



何はともあれ育休生活もとうとうあと1週間です。やはりとっても寂しくなってきました。来週は、いよいよ職場に引継ぎに行ったりしなければなりません。これはこれで試練です。寂しい。